国債はそれほど難しくない

国債のしくみ

国が公共事業などでお金が必要になり、税金ではまかなえなくなったときに日本国政府は投資家に向けて国債を発行します。国はそれで集まったお金を様々な事業に費やす一方、投資家は国債を買うことで国にお金を貸したことになり、数年後の返還期日(満期)まで利子を受け取ることができます。

例えば、期限が10年間で金利が年利0.8%の利付国債を100万円分購入した場合、金利として年に8千円を10年間受け取ることができます。ただし、国債の価格は日本経済に大きく影響しており国債が欲しいという人がたくさんいると値段が上がりますし、反対に国債をいらないという人が増えたり、むやみに国債を大量発行してしまうと国債の価値が下がって国債を持っている意味がなくなる可能性が出てきます。

ですから国債を購入する際は、日本経済の動きを予想しながら検討するようにしたり専門知識を持った金融機関の人に相談した方が良いでしょう。国債は元本保証(購入した額面分の金額を保証してくれる)と最低金利保証(金利がどんなに下がったとしても0.005%の金利保証をしてくれる)が設けられているので見境なく発行してしまうと国の経済が破綻してしまいます。

それを防ぐために、国家予算で国債の発行計画を設定しているので国債の購入期限があらかじめ決められているのです。国債は政府の銀行とされている日本銀行から発行され、銀行や証券会社などの金融機関が購入します。それを機関投資家や個人に向けて発売される仕組になっています。